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2026年8月4日 ・ 読了目安 5

zaico無料プラン終了でデータが開けない — 取り出す手順と移行先

zaicoの無料プランは2026年5月31日をもって提供終了となりました。6月1日以降、無料プランのアカウントはログイン自体はできるものの、 登録していた在庫データの閲覧・操作ができない状態になっています。「久しぶりに開いたら中身が見られなくなっていた」という形で気づく方が多い変更です。

まず確認しておきたいのは、データが削除されたわけではないという点です。 zaico公式の案内では、無料プラン終了後もデータ自体は保持され、有料プランを契約すれば再び利用できるとされています。焦って作り直す必要はありません。

今の状態を正しく把握する

  • 2026年5月31日までに有料プラン(ミニマム/ライト/pro)を契約していた場合— 従来のプランをそのまま継続利用できます。この記事の対象外です。
  • 無料プランのまま6月を迎えた場合— ログインはできますが、データの閲覧・操作ができません。エクスポートも同様に行えない可能性が高い状態です。
  • 6月1日以降に新規登録した場合— 14日間の無料トライアル後は、最も安いスタータープランでも月額8,980円(税込9,878円)からとなります。旧プランは新規契約できません。

データを取り出す現実的な手順

操作できない状態からCSVを書き出す裏技のようなものは、残念ながらありません。現実的な選択肢は次の2つです。

  1. 1zaicoのサポートに問い合わせる。zaicoは全プランのユーザーに回数制限なしのメールサポートを提供しています。まずは「無料プラン終了に伴い、過去に登録したデータをCSVで受け取りたい」と率直に相談してください。 費用ゼロで済む可能性があるため、最初に試す価値があります。
  2. 2スタータープランを1ヶ月だけ契約して、自分でエクスポートする。契約するとデータが再び操作できるようになるので、「ツール」→「在庫エクスポート」からCSVをダウンロードし、その月のうちに解約します。 月額8,980円(税込9,878円)の出費になりますが、確実性は最も高い方法です。
契約する場合は、解約手続きの期限を先に確認してください。エクスポートを終えたらすぐ解約設定まで済ませ、翌月分が発生しないようにしておくのが安全です。 また、ダウンロードしたCSVは移行が完了するまで手元に必ず保管しておいてください。

取り出したCSVをどうするか

エクスポートしたCSVには、物品名・カテゴリ・保管場所・状態・数量・単位・QRコード/バーコードの値といった項目がそのまま含まれます。 この形式は他のサービスへ移すのに十分な情報量です。

移行先の候補としては、Excel・スプレッドシートに戻す、Square在庫管理(Squareレジ利用が前提)、Zoho Inventory(受発注・EC連携向け)、そしてタナオロなどがあります。 それぞれの向き不向きは「zaico無料プランが終了 — 個人・小規模事業者の移行先まとめ」で、良い面と注意点の両方を挙げて比較しています。

「また無料が終わる」を避けるために見ておくこと

今回のような事態を繰り返さないために、次の移行先を選ぶときは以下を確認しておくと安心です。

  • いつでも自分でCSVを書き出せるか。出口が確保されているサービスなら、方針が変わっても手元にデータを残せます。
  • 無料枠の基準が自分の使い方に合っているか。「品目数」で制限するのか「月間の処理件数」で制限するのかはサービスによって異なり、単純な在庫台帳として使う場合は感覚がかなり変わります。
  • 有料になったときの金額が事業規模に見合うか。無料で始められても、次の段が月1万円近い場合は、実質的にいつか同じ選択を迫られます。

タナオロの場合

タナオロはzaicoの在庫エクスポートCSVをそのまま取り込めるように作られており、列の対応づけは自動で行われます。 Excelで一度保存して文字化けしたファイルでも、自動的に読み直して正しく表示します。

無料枠は200件までで、これはzaicoの旧無料プランと同じ件数です。 旧無料プランに収まっていたデータであれば、そのまま全件移せます。件数が増えた場合の有料プランは月980円(件数無制限・3名まで)です。 CSVの書き出しはいつでも行えるので、合わなければ持ち出して構いません。

具体的な取り込み手順は「zaicoからCSVで在庫データを引っ越す手順(5分)」にまとめています。

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